那覇空港国際線ふくぎホール工芸ツリーテープカットセレモニーを開催

12月1日(日)、前日の那覇空港国内線ウェルカムホールでのツリー点灯式に続き、

翌日は国際線ふくぎホールでのツリーテープカットセレモニーを行いました。

こちらのツリーは、『TAYUTAI』と命名され、沖縄に13ある染織物の伝統的工芸品の内、

8つの産地が反物を提供し、一つの作品を構成する那覇空港史上初の工芸ツリー。

今回、ご協力頂いた産地は、本島南部より、琉球びんがた、首里織、南風原の琉球絣、沖縄市の知花花織、

読谷村の読谷山(よみたんざん)花織、喜如嘉の芭蕉布、

離島より、久米島から久米島紬(つむぎ)、宮古島の宮古上布の8地域。

ツリーの高さは約6メートル。ツリーの下から空気を送り込み、布が風にたゆたう様子を表現している。

このツリーのデザインを手掛けたのは、「多様性」をテーマに、

東京五輪組織委員会クリエイティブアドバイザーなどを務めるデザイナーの山﨑晴太郎氏。

「沖縄は琉球王国の時代から、世界の多様な文化に寄り添い、独自の文化を形成してきた。

世界各地の人が行き交う那覇空港で、琉球の文化に触れ、世界へ発信する機会につながってほしい」と挨拶。

そのほか、各産地の代表者の挨拶があり、厳かにテープカットがなされました。

式典の冒頭では、一般社団法人 琉球伝統芸能デザイン研究室プロデュースの琉球古典音楽から、

琉球舞踊「四つ竹」(よつだけ)で使用される音曲で、今日の良き日に四つ竹を打ち鳴らして、

上質な空間で共に喜び合いましょうと歌う『踊りこはでさ節』が披露され、

テープカット後は同じく一般社団法人 琉球伝統芸能デザイン研究室プロデュース、

沖縄県立芸術大学の大学院生・学部生による琉球古典舞踊を披露。

女踊の中でも特に親しみのある舞踊で、紅型衣装をまとい、小道具の“かせ”と“わく”を用いて優雅に踊り、

トンボの羽のような上質な布を仕上げていく工程とその想いを、

愛しい男性へ届けたいという恋心が表現された「かせかけ」が、

たおやかに優雅に披露されセレモニーは終了しました。

沖縄の伝統文化に、ホールを訪れる外国人観光客も真剣に見入っていました。